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紅藻 Red algae

ヒロハノムカデノリ(イソノハナ目,ムカデノリ科)

学名:Grateloupia subpectinata Holmes
生育地:潮間帯下部から潮下帯上部の岩上。
淡路島での採集地点:大磯,江崎,由良
生育時期:春季から夏季。
特徴:藻体は扁平,基部近くは円柱形。葉状部は線状で幅5-10 mm,両縁や表面から小枝を多数生じる。高さ15-30 cm。
備考:ムカデノリ(G. asiatica)と混同されてきたと考えられる。大磯,江崎,由良で採集されたムカデノリ類の中でムカデノリに該当する個体や標本は確認されていない。

ヒロハノムカデノリ Grateloupia subpectinata

【洲本市由良;2016年3月10日(写真:鈴木雅大)】

ヒロハノムカデノリ Grateloupia subpectinata

ヒロハノムカデノリ Grateloupia subpectinata

【淡路市江崎;2023年4月9日(写真:鈴木雅大)】

藻体は扁平で線状。両縁や表面から小枝を多数生じる。


参考文献
川井浩史 著.2001. 神戸の海藻~神戸・淡路地域の海藻~.神戸市体育協会.
牛原康博 著.2008. 淡路島の海藻.自費出版.