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紅藻 Red algae

アヤニシキ(イギス目,コノハノリ科)

学名:Martensia jejuensis Y.P.Lee
生育地:潮下帯の岩上。
淡路島での採集地点:田ノ代海岸,大磯,江崎,木場。
生育時期:春季から夏季。
特徴:体は薄い膜質。扇状に広がるが,不規則に枝分かれし,いびつな形となる個体も多い。体の途中から網目状になる。網目状部の形は様々で,大きく広がるもの,破れて糸状になるもの,網目状部があまり発達しないものなどがみられる。高さ5-20 cm。

アヤニシキ Martensia jejuensis

【(写真:上井進也)】

水中では青白い干渉色を示す。

アヤニシキ Martensia jejuensis

【(写真:上井進也)】

藻体は薄い膜質で不規則に枝分かれする。

アヤニシキ Martensia jejuensis

【(写真:上井進也)】

藻体は途中から網目状になる。網目状部の形は変異が大きく,この個体は網目状部があまり発達しておらず,縁辺近くでのみ確認された。


参考文献
牛原康博 著.2008. 淡路島の海藻.自費出版.