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地域環境工学プログラムでは,以下にあげる5つの学習・教育目標を設定しています.各項目に対して,代表的な講義名を記します.

  • 地域環境工学プログラムで学ぶべき問題点を学生自らが考え,今後学んでいく諸問題への取り組みのモチベーションを得る(食料環境システム学概論I).
  • 食料は生命を維持するものであり,その生産も加工も人の命を護るものでなければならないことを学ぶ(食の倫理).さらに,地球環境危機の現状と持続可能な社会の構築のための倫理を学ぶ(緑の保全).
  • 農地・農村周辺における生産環境の造成・維持・保全に関連する建設技術を理解し,プロジェクトを合理的に進めて行く手法の基礎を習得する.技術が社会や自然に及ぼす影響や効果および技術者が社会に対して負っている責任について学ぶ(土木情報施工法).
  • 数学的な論理的思考能力を養うとともに,数学と自然科学の関連知識とそれらを応用できる能力を養う(基礎科目の数学,応用数学I & II).
  • 実験データの処理と解析,工学的現象のシミュレーションなどの情報技術に関する能力とそれらを応用できる能力を養う(情報処理・プログラミング・数値解析).
  • 土壌をめぐる健全な物質循環の重要性や土壌および土壌水の物理的性質,土壌中の水・物質移動の基本メカニズムを理解する(土壌物理学).
  • 地域環境工学分野に関わる設計・施工あるいは研究に対して自然的・ 人工的諸存在を表現する正しい地図(図面)を製作し,自然の利用,開発制御をはかる事業に 基礎資料を与える技術を学ぶ(測量学及び実習I & II).
  • 数学及び力学の知識を援用して,地域環境工学分野に関わる土,水,建設材料, 構造部材の力学的性質を理解し,専門科目の力学的基礎を学ぶ (水理学I & II・構造力学I & II・土質工学I & II・建設材料学).
  • 水利施設に関する計画・設計・施工及び管理手法に関する工学的知識を学ぶ(水利施設工学I & II).
  • 数学や水理学の知識を援用して,水資源や水環境に関わる地球規模及び流域規模での水循環過程を学ぶ(応用水文学I & II).
  • ボーダレスな国際社会に通用するコミュニケーション能力の基礎を身につける(英語・その他の外国語科目).
  • 業務現場における活動を体験することにより,技術者として必要な知識や技能を継続的に研鑽できる能力,分析的なものの見方や批判的思考力を習得する(地域環境工学現地実習).
  • 卒業論文の作成過程における調査や実験及び解析を通して,研究の進め方,思考方法など論文作成に関わる基本的姿勢,様々な調査,実験,解析の方法,それらの取りまとめ方,及び発表・討議やプレゼンテーションの方法 などを修得する(卒業研究).
  • デザイン能力を養う教育についての本プログラムの考え方.
  • EU関係諸国での農村への取り組みやアフリカの乾燥地国での農業問題など,地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養を身につける(農村環境論).
  • 農地の防災・保全に関する知識,農地の多面的機能に関する知識を習得し海外の農地開発の事例を通じて,持続可能な農業について理解する(生産環境保全論).
  • 客観的なデータと分析能力を動員して,農山村地域の課題を発見し,合理的な解決方策を策定する問題解決能力を身につけるとともに, 自主的,継続的に学習できる能力を身につける(地域計画論).
  • JABEE修了生となるための教務上の特別な履修手続きは必要ありません!
  • 地域環境工学プログラムに在籍し,卒業要件をクリアすることで,卒業と同時にJABEEプログラム修了者として認定され,同時に修習技術者となります.
  • 技術士に関する詳細は,日本技術士会のウェブサイトを参照してください.

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