全国公開臨海実習
専門Bコース「淡水域-河口域の生物群集と生態」
期間:令和7年(2025年)9月15日ー19日
対象:理系学部1~4年(定員10名)
[令和7年度(2025年度) 専門Bコース履修案内 PDF]
[令和7年度(2025年度) 特別聴講学生願書 PDF / Word]
[確認書(学研災加入と麻疹風疹抗体検査状況) PDF / Word]
集水域を構成する多様な生態系の連環(つながり)のしくみを理解し,それぞれの生態系における生物多様性の維持・創出機構や生態系機能を明らかにすることは,内海域を総合的に保全する上で重要である。マリンサイトの位置する淡路島の集水域は,森林・農地・湖沼(ため池)が河川を通じて河口・沿岸域と連結し,比較的小さな空間スケールでダイナミックに景観が変化する特徴をもつ。本実習では,この地理的特性を生かして,集水域生態系の野外調査を実施し,以下の課題について理解を深めることを目的とする。
(1)河川やため池に生息する生物群集の基礎的な調査手法について学ぶ。
(2)人間活動,特に,土地利用様式がため池の生物多様性に及ぼす影響,並びに,河川の生物群集の摂餌機能群が流程とともに変化するしくみについて考察する。
【淡路島楠本川(上流サイト)おける水質調査と水生動物の採集】
【採集した水生動物の同定】
【ため池のプランクトン採集】
【採集した水草の同定と標本作製】
全国公開臨海実習専門Bコース 実施計画書
実習タイトル | 専門Bコース「淡水域-河口域の生物群集と生態」 | ||
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実習内容 集水域を構成する多様な生態系の連環(つながり)のしくみを理解し,それぞれの生態系における生物多様性の維持・創出機構や生態系機能を明らかにすることは,内海域を総合的に保全する上で重要である。マリンサイトの位置する淡路島の集水域は,森林・農地・湖沼(ため池)が河川を通じて河口・沿岸域と連結し,比較的小さな空間スケールでダイナミックに景観が変化する特徴をもつ。本実習では,この地理的特性を生かして,集水域生態系の野外調査を実施し,以下の課題について理解を深めることを目的とする。
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実習内容キーワード | 集水域生態系,河川連続体概念,生物多様性,環境指標生物,人為攪乱 | ||
担当教員氏名・ 所属・役職名 |
奥田昇・教授,坂山英俊・准教授,辻かおる・准教授,小林格・特命助教(いずれも神戸大学・内海域環境教育研究センター) | ||
協力教員氏名・ 所属・役職名 |
なし | ||
対象学生・学年 | 理系学部1年~4年 | 開講期間 | 2025年9月15日−9月19日 |
開講大学・施設名 | 神戸大学・内海域環境教育研究センター・マリンサイト(岩屋) | ||
施設の住所 | 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋2746 | ||
電話 | 0799-72-2374 | Fax | 0799-72-2950 |
rcis-marine_site@research.kobe-u.ac.jp | Web Site | https://www.research.kobe-u.ac.jp/rcis-kurcis/kyoten2020/index.htm | |
交通 案内 |
明石港(JR 明石駅から徒歩10分)から高速船(ジェノバライン)に乗船(40分間隔で運航,乗船時間13分)。岩屋港から徒歩15分。アクセスについては,webサイトも参考にすること。 | ||
費用 | 宿泊費・食費を含め約1万円 | ||
授業科目名 | 公開臨海実習Bコース | ||
単位数 | 1 | 定員数 | 10名 |
授業料の徴収について | 授業料としては徴収しない。宿泊・食費等の実費のみ徴収する。 | ||
受講生選抜基準と 申し込み締め切り |
定員超過の場合は,基本先着順とする。ただし,受講者が特定の大学に集中しないように選抜を行う場合がある。 応募に際しては,所属大学教務係を通して応募書類を提出するとともに,応募者本人から rcis-marine_site@research.kobe-u.ac.jp へ応募について連絡すること。 その他,必要な項目については下記サイトで確認すること。 申し込み締切: 2025年7月9日(水) |
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選抜結果連絡法 | 所属大学教務係への郵送,および申込学生へのメール通知 |