紅藻 Red algae
ニクムカデ（イソノハナ目，ムカデノリ科）
学名：Grateloupia carnosa Yamada & Segawa
生育地：潮間帯下部から潮下帯上部の岩上。
淡路島での採集地点：田ノ代海岸，由良，阿万
生育時期：春季から夏季。
特徴：藻体は肉質で厚みのある扁平，叉状分枝する。体の縁辺や体表面から小枝を生じる。高さ15-20 cm。体の幅や小枝の有無など，外形は変化に富むが，淡路島では，同所に生育するヒロハノムカデノリやヒラムカデなどの近似種と比べて肉質で厚いことから区別できる。
【淡路市岩屋田ノ代海岸；2019年8月1日（写真：鈴木雅大）】
【（写真：鈴木雅大）】
藻体は肉質で厚みのある扁平。叉状分枝する。
参考文献
牛原康博 著．2008. 淡路島の海藻．自費出版．