研究部門
分離機能を有する新しい界面活性剤の開発
界面活性剤は、洗剤等で既に身近な存在ですが、我々は”洗う”以外の全く新しい機能を有する界面活性剤を開発しております。たとえば分離機能を有する界面活性剤が下図です。DNAをその塩基配列に基づき分離可能なDNA界面活性剤や、分離膜に埋め込むことにより、タンパク質分子種を分離可能にする界面活性剤の開発を行っております。これにより、酵素により生産させたRNAの分離や、組み換え大腸菌に生産させたタンパク質を非常に高純度で分離精製することに成功しております。これらは工業的な次世代バイオテクノロジーに応用可能な、基盤技術の開発です。