研究部門
先端膜工学センターでは、現在6つの研究部門が設置され、多岐にわたって様々な膜関連の研究または膜技術の社会的実装を進めています。下記のリンクを通じて、ぜひとも我々の研究内容をご覧ください。
ガス分離・ガスバリア膜研究部門
本研究部門では,地球温暖化の原因となっている二酸化炭素の有資源化を目的とし,機能性CO₂分離膜の開発から,これらを利用したメンブレンリアクターの開発,および分離されたCO₂を利用する種々の反応の検討を行っております。
機能性薄膜研究部門
本研究部門では、次世代の光電子機能を有する薄膜デバイス創出および薄膜化プロセス技術の開発に向けた基礎学理の構築と応用に資する教育研究を行っています。薄膜化とナノ構造制御の両立、新原理有機薄膜デバイス創出、光・電子機能の高効率発現、薄膜デバイスの安定動作・長寿命化、分散凝集状態評価技術により粒子分散液塗布膜のプロセスを様々に計測・分析し、高機能薄膜の製造技術の高度化に関する研究を行っています。
膜合成バイオプロセス研究部門
本研究部門では、バイオマス由来の糖成分や発酵物質などの効率的な膜分離技術の開発と各種分離膜、有機薄膜創製のための分子構造設計を行っております。更には、膜分離技術と生体関連物質の融合により、これまでは難しかったような物質の分離を可能とする新しい膜分離技術も開発しています。