研究部門
機能性ガスバリア膜の開発
シリカ系有機−無機ハイブリッドガスバリア膜の開発
ガスバリア性、耐熱性、表面硬度に優れ、環境に優しいシリカ系有機-無機ハイブリッドガスバリア膜をゾル-ゲル法により作製することを目指しています。
具体的には、ゾル-ゲル法により、有機成分としてポリビニルアルコールや多糖類(デンプン、キトサン、セルロース)など、無機成分としてシリカを用いて作製することにより、耐熱性、表面硬度に優れ、高い酸素、水蒸気バリア性を有するガスバリア膜を開発しております。
層状化合物(クレイ)を用いた有機−無機ハイブリッドガスバリア膜の開発
ガスバリア性、耐熱性、表面硬度に優れ、環境に優しい有機–無機ハイブリッドガスバリア膜を表面改質法により作製することを目指しています。
具体的には、層状化合物(クレイ)を溶液中で剥離することにより無機ナノシートとし、この無機ナノシート表面に重合性官能基を導入し、無機ナノシート同士を重合することにより、耐熱性、表面硬度に優れ、高い酸素、水蒸気バリア性を有するガスバリア膜を開発しております。