お知らせ


2024年5月2日

46 ATCM(インド)で南極ガバナンスに関するセミナーを開催します!

韓国KOPRI、ホスト国インド政府とKobe PCRCの共催にて、南極ガバナンスに関する国際セミナー「変わりゆく南極、将来の挑戦」を、インド・コーチで開催される第46回南極条約協議国会議(ATCM)初日の5月20日(月)現地時間お昼の時間帯に開催します(日本との時差は3時間半ですので日本時間夕方4時開始)。ATCM会議場内で開催されるため、対面アクセスがATCM代表団員に限定されますが、オンラインでライブ放映されますので、世界中どこからでも視聴できます。第1パネルでは、南極ガバナンスの現状を「科学外交」「多様化するアクター」という観点から議論し、第2パネルでは、「将来世代への責任と我々の約束」という視点で、南極のグローバル化、環境責任、観光活動、安全性確保という観点から議論します。オンラインアクセスURLも含め、詳細はホスト国HPよりご確認下さい。


2024年4月18日

科学に基づく南極ガバナンスのあり方を論じた国際共著論文が発表されました!

柴田センター長による国際共同研究に基づく大変重要な研究成果が発表されました。海洋科学及び政策分野でインパクトが高い国際ジャーナルMarine Policy誌に、論文「国際ガバナンスのための科学的アドバイス:南極条約体制におけるSCARの役割に関する証拠に基づく視点」が掲載されました。科学のために、そして科学に基づくガバナンスのモデルケースとされてきた南極条約体制に対して、昨今、重大な疑義が提起されていました。その疑義を、南極条約体制の下での各種制度的枠組みや手続に関する精確な理解とそれを根拠づける証拠とに基づき反駁しつつ、南極条約体制がいかに科学に基づく政策決定を行っているかを精確に提示した論文です。SCARの内部事情を熟知するChown博士(前SCAR議長、オーストラリア)、CEPでの環境政策決定過程を知るBastmeijer教授(オランダ)やGilbert博士(ニュージーランド)、そしてCCAMLRを研究しているBrooks教授(米国)、そしてより一般的に南極条約体制の正当性とそのレジリエンスを論じてきた柴田の合作ならではの研究成果です。オープンアクセスでダウンロード自由です。


2024年4月4日

柴田センター長がラップランド大学北極センター・科学助言委員会メンバーに任命されました!

柴田センター長が、北極研究で世界をリードするラップランド大学北極センターの科学助言委員会委員に選出されました。任期は、2024年から2年間です。助言委員会は、北極センターの研究調査計画等につきアドバイスをする機関です。なお、2023年から始まっている柴田センター長が研究代表を務めるJSPS科学研究費「海外連携研究」においても、極域ガバナンス研究を拡大・強化することを目的として、同センターを極域法に関する国際共同研究を展開する海外連携拠点として位置づけています。今後は、北極センターの助言委員会メンバーとしても、PCRCとの極域国際法研究の国際連携強化を図っていきます。


2024年4月1日

「南極における雪氷ジオエンジニアリングのガバナンス」(英語でのセミナー)のYouTube動画を公開しました

3月4日に開催した第27回PCRC国際法セミナーの内容を動画としてオンデマンドで閲覧できます。これ以上の海面上昇を予防するために科学者の間で議論されている南極氷床保全技術、具体的には流出速度が速い西南極の2つの氷河の前方海底に巨大なカーテンを構築して、暖かい海流の進入を堰き止めようというアイデアにつき分かりやすく解説した後、国際関係論が専門のパトリック・フラム博士がそのガバナンス上のリスクにつき指摘しています。その後、海洋物理学が専門の北海道大学の青木茂教授が科学的側面から、そして柴田センター長が国際法的側面からコメントをしています。全体で約1時間の動画です。こちらからご覧下さい。


2024年3月19日

注目を集める北極における海底ケーブルの保護についてまとめたファクトシートを発表!

昨年10月にフィンランドとエストニアをつなぐ海底ケーブルが何者かによって破損された事件は記憶に新しいかと思います。北極圏における国際政治状況が緊迫する中で、北極圏の人々の社会生活の向上にとっても、また日本と北米及びヨーロッパの間の通信状況改善にとっても、北極圏に敷設される海底ケーブルを開発維持し、それを保護することが益々重要になってきています。この度、柴田センター長が研究代表を務めるArCS II国際法制度課題は、「ブリーフィングペーパー・シリーズ」(BPS)第10号として、この問題に光を当てるファクトシートを発表しました。二人の専門家が、北極圏における海底ケーブルが直面する課題、現在進行中の北極圏横断海底ケーブルプロジェクトの現状、沿岸国の国内法および政策の現状、そして国際協力のあり方と安全保障上の課題などについてわかりやすく解説しています。北大西洋条約機構(NATO)が設置した重要海底インフラを調整する機関や、2023年7月に署名された日本とEUの海底ケーブル強靱化のための協力覚書など、最近の対応についても紹介しています。是非、ご覧下さい。プレスリリースと文書のダウンロードはこちら


2024年2月7日

南極氷床融解防止に巨大ダム?公開セミナーで議論します!

2024年3月4日(月)15時より、PCRC主催、南極国際動向研究会共催にて、公開セミナー「南極における雪氷ジオエンジニアリングのガバナンス」を開催します。報告者に、国際関係論がご専門のパトリック・フラム博士、コメンテイターに海氷専門家で北海道大学低温科学研究所の青木茂教授をお招きし、このセミナーでは、温暖化による海面上昇を防止する技術として、今科学界で話題になっている巨大ダムのような人工的な氷床保存装置に関する議論を紹介し、そのような技術を南極氷床に適用することの政治的法的リスクをガバナンスの観点から考察します。セミナー後のレセプションでは、南極から取り寄せた南極氷と共に飲み物をご用意しております。このセミナーは公開ですが、事前の登録をお願いしています。ご参加を希望される方は、2月29日(木)までにご登録ください。詳細はフライヤーをご覧ください。


Last updated May 2, 2024

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