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URAの活動紹介

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平田URAらがポスター賞(第1位)を受賞〔RA協議会年次大会〕

2022年8月30~31日
本学URAの平田充宏、城谷和代、吉田一の共同ポスター発表が、仙台国際センター(宮城県)で開催されたRA協議会第8回年次大会においてポスター賞(第1位)を受賞しました。
RA協議会とは、一般社団法人リサーチ・アドミニストレーション協議会の略称で、日本で唯一、リサーチ・アドミニストレーション業務の向上を目指す人材が集う団体です。本賞は、本年次大会の参加者全員によるWEB投票により、URAの活動に貢献する優れた発表に授与されます。全49件の個人発表の中から上位3件に表彰されました。

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[発表タイトル]
人社系URA主導の“総合知”への取り組み -神戸大学の研究支援体制の“総合知”も活用した事例-

[発表内容]
人文学・社会科学系(人社系)URAの平田は、社会課題の解決を目指す人社系研究者への効果的な研究支援モデルの構築を目的として、“総合知”の活用(学内の自然科学系研究者や学外のステークホルダーとの連携などによる知の結集)を促すため、以下2つの施策に取り組みました。
①競争的資金「JST戦略的創造研究推進事業さきがけ」の獲得支援において、人社系研究者も対象となる“総合知”関連の研究領域に対し、自然科学系URAの城谷と協働して人社系研究者への獲得支援に取り組み、本学の人社系部局から初めて7件の応募を得て、2件の採択に繋がりました。城谷のこれまでのさきがけ獲得支援のノウハウと、平田の人社系研究者とのネットワーク等を活用したURA内の連携が、本支援において有効であることが明らかになりました。
②また、社会老年学を中心とした文理融合研究プロジェクトの伴走支援では、吉田の助言の下、平田を中心に、学内研究者や学外機関(UR都市機構等)とのマッチング支援、大型競争的資金の獲得支援に取り組みました。高齢者の社会的孤立・孤独との社会課題の解決に向けて、“総合知”の活用を促すための支援には、自然科学系URAや、地域連携等の学内部署の協力を得ることが不可欠であることが明らかになりました。
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2日間のポスター発表では、参加者から、発表で挙げた取り組み事例を学内の外部資金獲得ワーキンググループで紹介して活動の参考にしたいといったコメントや、人社系研究者の潜在的なニーズを見つけ出すには研究者への地道な訪問が重要と改めて思ったとのコメント、総合知の活用においては人社系研究者と自然科学系研究者の双方にメリットのある取り組みとなるような配慮は重要との意見をいただくなど、活発な質疑応答・意見交換がなされました。また、他大学の取り組みについての情報を得る貴重な機会ともなりました。得られた知見を、今回構築した研究支援モデルの更なる充実に活かし、今後も本学の研究力強化に貢献いたします。

(参考リンク)RA協議会第8回年次大会ホームページ ポスター賞 プログラム(講演要旨)

ポスター発表の様子

受賞者の平田(左)と城谷(右)



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